「プレバト!!」ベンチの銀杏 11/9

2017年119(木)よる7時

俳句の才能査定ランキング」のお題は、

黄色い落ち葉が鮮やかな「ベンチの銀杏」。

銀杏

一面の

銀杏が染める

通学路

“染める”を使いたくなりますが、

それは凡人がいかにもやりそうな発想。

もっと、具体的な動きを入れることで、

映像が鮮明になります。

一面の

銀杏を蹴って

通学路 

と、直すことで、

通学路を通る子供たちの動きを

思い浮かべることができるようになります。

凡人でも才能アリに近づける一句になります。

女木よ!!

一人で死ぬのか

暖簾の下に

渡辺えりさんの強烈な個性が表れた作品。

芸事に生き、子孫を残さず死んでいく、

己の生き方をダブらせたもの。

あの銀杏から、こう来るのか!という一句。

“女木よ”までは想像できても、

“暖簾の下に”は、説明を聞かないと分からなかった。

説明を聞くと、芸事の深い背景があることが分かるのだが……

まさかの才能ナシに!

女木よ!!

一人で死ぬか

最後の句を思い切って外すことにより、

なんか凄みを感じさせる

格好良い自由律俳句になった。

自由律俳句は諸刃の剣。

銀杏降る

ひかり奏でる

ように降る

リフレインすることで綺麗になりました

頬緩む

気長に

一陽の嘉節

あったかい光景を一陽の嘉節で表現したが・・・

【一陽の嘉節】

冬至の日をめでる言葉。冬至を境に日が再び長くなることがめでたいとされ、こういわれる。この日、無病息災を祈って柚子風呂 に入ったり、粥や南瓜を食したりする。春を待つ日が始まる。

若い人が、こういう言葉を勉強していることを評価していた。

一陽の嘉節

気長に

待つあした

閃々と

水面にやんま

羽音来ぬ

【閃々】

①輝くさま。きらきら。 「夕暉(ゆうひ)の光りに-として煇くは/緑簑談 南翠

ひらめき動くさま。 「臥蚕(がさん)の太眉(ふとまゆ)-と動きて/滝口入道 樗牛

二つの意味があるが、

そのどちらでも意味がある。

水面がキラキラする様とやんまの羽がひらめく様でもある。

また、かすかな“羽音”の響きが良い。

閃々と

水面やんまの

羽音来る

秋天

はがれ落ちる

人にベンチに

謎を残す

読み手に良い想像をさせる

黄落や

よろついている

ピルエット

【黄落】

(スル)木の葉や果実が黄色に色づいて落ちること。「黄落期」《 秋》「―の夜目にもしるき一樹かな/古郷」

【ピルエット】

バレエ用語。ピルエットは 「旋回」 という意味です。両足のドゥミ・プリエから両足で踏み切って軸脚のドゥミ・ポアントかポアントに立ち、動脚は膝を曲げてつま先が軸脚のくるぶしか膝につけ、1回転以上回転させます。ピルエットには、普通のピルエットと、動脚が軸脚から離れるグラン・ピルエットの2種類があります。また、回転方向の差によって難易度も変わってきます。

夏井先生のコメントがふるっていた。

”ヘタ!!”

中句の様子と

せっかくのピルエットが上手に見えないことを表していた。

”よろついている”はさすがに……

黄落や

ひかりに傾ぐ

ピルエット

さすがです!

銀杏 山梨県立美術館

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