2013富士登山エピソード3

前回に続き、

富士登山エピソードです。

今回は2本立て!

2013年07月13日にミクシーにアップしたものです。

『全ての山を登れ!』

<続きです>

『深夜に今晩は。

富士山登頂、

おめでとうございます!

そして、お疲れ様でした!

富士山を登るのは、

とても大変だと聞いたことがあります。

本当に、お疲れ様でした!ゆっくり休んで下さいね!』

お祝いコメント、ありがとうございます。
直ぐに返信したかったのですが、
寝不足で朦朧とし始めたので休んでしまい遅くなりました。
身を持って大変さを経験しました。
日頃から健康な生活を送っている人だったら、
そこまで苦しまなくても済んだと思いますが……

ご当地ヒーローと地元富士山の関係は深い。
先月25日のサクライザーの清掃登山
(富士登頂に成功した初のヒーロー)に続いて、
山本博士が富士山頂に。
「あの博士ですら出来たんだ!」。
子供達やお疲れ気味のお父さんの励みになれれば、
これ以上の喜びはありません。

「さて、何を用意すれば?」。
気持ちばかりが空回りする博士をたしなめ、
支えたのがチームの面々。
そして、富士登山専門のレンタルショップLaMont(ラモント)。
博士の富士山登山は、
LaMontのバックアップなしでは考えられなかった。
その感動的なサービスには、
感謝してもしきれない。

LaMontで借りた装備を身に付けると、
普段グタグタの博士が、
おしゃれに見えた(笑)
「こっ、これって、山ガールでねえか!」。
(山おじさんではナイ)
今までの不安もどこへやら(笑)
うっとり博士のテンションも上がって来た。
形から入るんだよね、博士は(笑)

身体の節々が痛い。
本当の痛みは、
明日来るような気がする(笑)
昨日はストック無しでは階段も上れなかった。
今日は、
午後から「サクライザー交通安全教室」。
カワイイ笑顔が待っている。
洗濯物を干して出かけよう!

「ちゃんとご飯食べてますか?」
といつもファンの方々に心配されている博士。
そんなワケで、

博士の富士山登山を止めるには医者である必要はなかった。

常識で十分。
体力を無視して気力だけで登れるほど甘くないことも分かっていた。
登ったら最後、
下りなければならないということも(笑)

6合目辺りから厳しい現実を思い知らされる。
強気な言動とは裏腹に、
どこでギブアップするかの見極めが焦点となった。
全ては、身から出たさび。
同行の“通訳さん”は、
何があっても高山病以外の博士のリタイヤは認めないと心に決めていた。
その事を下山してから知った。

8合目で下山者が出た時、
博士の心は大きく揺れた。
“いつ下りるの、今でしょ”。
そんな不穏な動きを察知した“通訳さん”は、
博士に一言も喋らせなかった(笑)
云い出せない博士には、
登り続けると云う選択肢しか残っていなかった。

永遠に続くかと思われた8合目。
薄い空気の中で考えた。
今リタイヤしても責められはしないだろう。
だが、「やっぱりね」で終わってしまう。
“やっぱり”では人は感動しない
個人の登山ならそれも良いだろう。
博士は多くの人の希望を背負っている。
『登頂』しか物語の完結はありなかった。

空気が薄い中で疲労困憊した博士。
現実逃避モードに入ったのか、
歩きながら口から出た言葉は、
「きゃりーぱみゅぱみゅに会いにいかなきゃ!」だった(笑)
延々と呟いている博士。
このことからも、
どれだけ過酷な状況だったか分るだろう(笑)

5:30富士山10合目に着いたとき泣きそうになった。
「博士、本当に来たんですね」。
同行の方が、
信じられないものを見たかのように喜んでくれた。
ひと段落つくと、しょうゆラーメンを食べ、
皆まだ寝ていると思ったが、
日本中に登頂の成功を報告、
喜びを分かち合った。
全ての人に感謝!

博士の富士登山は初めてではなかった。
前回は20年前。
過酷さも知っていた。
大事なのは足。
だから、
LaMontで借りた靴を見た時は、
これなら行けると思った。
普通の運動靴だと疲れた時にヤッテしまう。
それでも靴ずれだけは覚悟していた。
が、
下山しても靴ずれひとつなかった。
スゴイと思った。

「弾丸登山」で必需品はヘッドランプ。
市販のものを用意したが、
LaMontのものに比べて光量が弱く、
しかも登山の最中にまさかの電池切れ(笑)
なにごとも、ノウハウというものがあるということを実感した。

この登山道を先月、
サクライザーが清掃していたことを思うと、
感慨深いものがある。
これまでも、
これからも、
富士の山は人の力で守られていく。
自然を前に、
人は決して無力ではない。
pic.twitter.com/kgJ5MKR2xe

富士山9合目から空を仰ぐ
pic.twitter.com/VP7u2NMuJ4

2013年07月15日にミクシーにアップしたものです。

『富士登山前の出来事』

富士山登山の前は、
身辺整理に追われた。
万が一の事態に備えての事だった。
どちらかというと、
万が一の確立の方が高かった(笑)

だもんで、
久しぶりに実家にも挨拶に伺った。

具合が悪くて市立病院から戻って来たばかりとか……
こっちも、忙しいので、詳しくは聞いてられない。

それとは別に、
親父の話によれば、
病院には、お年寄りの心理カンセラーみたいのがあるらしかった。
うつ病とかの類らしかった。

そこで親父は心配ごとを語ったらしい。

”自分は見たことがないが、
ウチの息子がワニワニしたテレビに出ているらしい
ハカセってのがそうらしんです。”

(ワニワニ:甲州弁で”ふざけている”の意味)

激しい甲州弁で罵倒されるのだが、
その言葉は思い出されない。

その話を聞いていた女医さんは、

「知ってます!」

「一緒に写真を撮ってもらったことがあります」

ケータイを出すと、
親父に見せた。

そこには、
女医さんと笑顔のハカセが写っていたらしいのだが、
小さい画面だったので、
親父には分からなかったようだ。

女医さんにそれを見せられた時、
親父が何を思ったかは、
分らない。

どんな表情をしたのかも、
思い浮かばない。

察するに、
居たたまれなくなったのではなかろうか。

親不孝な夏はまだ続く。

己を問う旅、
富士山登山前の
チョッとしたエピソードだった。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. あづみ より:

    凄い状態で登られたんですね。
    自分は甲府出身の母親から「富士山ってものは、下から拝むものだ。車で5合目まで行くのはいいけど、それ以上は近寄るな」と子供の頃から刷り込まれたので、登山する気は全くありません。
    いえ、普通の登山も高校の時の林間学校で地獄を見たのでやらない方向です。なのに一度だけお山の神さん付近まで行ってしまいました。でもお祭りじゃなくてキノコを採りにだったから、そこは挨拶しないとダメだったんで。(山の神さんは、挨拶しないと怖い神様なんです)

    通訳さんの高山病以外はリタイア禁止って、さすがよくわかっていらっしゃいますね。通訳さんらしい応援です。

    そして、お父様の反応は、あるあるです。
    その昔コミックマーケット(通称コミケ)に参加していた時に、あまりに派手ないでたちで出かける娘に、母親がかけた言葉は「暗くなるまで帰って来るな」でしたから。
    あ、その後に「ご近所さんが家の中にいる時間に帰ってこい」とも言われました。
    ちなみに出かけるのは、めっちゃ早朝か宿泊して参戦でしたから人目につかないので、まだ許せたようです。(宿泊の時は普通の恰好で出かけますから)
    まあ、普通のOLだとご近所さんは思ってますからね。コスプレはしてませんけど、結構派手だったもので。

    またゆっくり、富士登山のお話、聞かせてくださいね。

    • 山本博士 より:

      コメント、ありがとうございます。
      早速、富士登山エピソードをお読み頂き、ありがとうございます。
      ミクシーのブログを読み返して、
      あ~こんなこと書いていたんだと懐かしくなりました。
      親父とのエピソードは、
      完全に忘れていました。
      自分で笑ってしまいました。

      お母さんの、「暗くなるまで帰って来るな」は名言ですね。
      今度会ったら、
      コミケ参戦時の写真をぜひ、見せて下さい。