桃と云えば……(笑)
去年の「甲斐いちのみや大文字焼き」の
「甲州戦記サクライザー ショー」では、
サクライザーの敵役・魔玄一族の
魔玄怪人 ライガとレツガが、
美味しい桃をめぐって
兄弟喧嘩をしていた。
固い桃と柔らかい桃のどっちが美味しいのか!
桃の産地・山梨ならではの話題だ。
なんたって、
口に含んだだけで、
県内のどこの桃かを当てる
“利き桃”ができる山梨県人(一部だとは思いますが…)ですから、
これは譲れないテーマです。
「やわらかい桃は、カブトムシが食うもんだ!!」
これには、
会場も不穏な空気が漂います(笑)
こうまで云われては黙っていられません。
ゴングです!
ライガとレツガの“どつきあい”からの
高さのあるドロップキックまでの
迫力のある兄弟喧嘩が、
老若男女に大ウケでした(笑)
客席の子供たちも、
「(この兄弟)バカだな~」と云いながら大喜びでした。
それを後ろで見ていたお母さんは、
“あんたたちも、毎日、あんなだよ!!”
ツッコミを入れたかったようです。
祭りに来てくれたみんなの気持ちに寄り添えた、
良いショーだったと思う。
「甲斐いちのみや大文字焼き」
江戸時代にお盆の送り火として行われていた祭りを
約150年ぶりに復活させた笛吹市一宮町のお祭り。
毎年8月16日の午後8時、
山の斜面に巨大な「大」の字が浮かび上がる。
例年松明による点火だったが、
今年、平成29年からは電気の点灯のみとなります。