今朝の
連続テレビ小説「ひよっこ」の、
島谷さんとみね子の、
胸がキュンキュンするような初デートは、
『東京タワー』でしたね。
『東京タワー』と云えば……
「サクライザー新聞平成29年2月号」の表紙は、
東京タワー(日本電波塔株式会社」)の皆さんにお世話になりました。
東京タワーの設計は、
戦艦大和の鉄塔や名古屋テレビ塔や大阪の通天閣の設計も行った、
日本の塔設計の第一人者である
山梨県出身の内藤多仲さんによるもの。
もちろん、
東京タワーの若い担当者は、
山梨県出身の内藤多仲さんの設計などと云う話を知る由もなかったが、
「このタワーは、ウチの内藤が設計したんだ!!」という
よく分からない博士の強引な勢いに、
取材をOKしてもらいました。
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「サクライザー新聞」の表紙に綴りました。
「より強く!より高く!地元愛は世界へ」
新しい時代には、
新しいシンボルが必要です。
かつてそれは、
“塔”と“鉄道”だった。
そして、
近代から戦後にかけての日本の発展のシンボルに、
山梨県人は深くかかわって来た。
山梨の先人たちの中に、
”日本のデザイン”はあった。
……といっても過言ではない。
タワー6兄弟:
名古屋テレビ塔
通天閣(2代目)
別府タワー
さっぽろテレビ塔
東京タワー
博多ポートタワー
山梨県南アルプス市出身・内藤多仲によって設計された。
阪急・東武鉄道の「鉄道王」根津嘉一郎
「(日本の)地下鉄の父」
東京地下鉄道(帝都高速度交通営団) 早川徳次
1月27日から、
新作「甲州戦記サクライザー シーズン7」hulu【先行配信】が始まります。
先人の魂を受け継ぎ、
“新しい日本のシンボル”になる気概を持ち、
世界に発信してまいります。
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東京タワーの建主、管理、運営は日本電波塔株式会社。
前田久吉が設立。
「建設するからには世界一高い塔でなければ意味がない。
千三百余年も前に既に高さ五十七メートル余もある立派な塔(五重塔)が
日本人の手でできたのである。
ましてや科学技術が進展した今なら必ずできる」と
高さの意義を強く主張した。
東京タワーは、
特別展望台から上の部分に使用されている
鉄材の原料には朝鮮戦争後にスクラップされたアメリカ軍の戦車が使われている。
これは当時の日本では良質の鋼材に恵まれず、
またアメリカにとっても旧式戦車を売却して
新型戦車を製造した方がメリットが大きかったためである。
「東京タワー」の名称は審査会で決定した。
公募し、86,269通の応募があった。
一番多かったのは「昭和塔」続いて「日本塔」「平和塔」。
しかし、査会に参加した徳川夢声が
「ピタリと表しているのは『東京タワー』を置いて他にありませんな」と推挙し、
決定した。「東京タワー」は13位だった。
さすが、徳川夢声と云う他ない。