今朝の朝8時からの
TBS「サタデープラス」の
「マルわかりプレイバック」のコーナーでは、
1989年の今週にプレイバック!
ふるさと創生事業で全国に1億円!
バブル行政が生んだ日本一悲劇な滑り台とはーーー
丹波山村のすべり台が紹介されました。
この日本一を目指す企画会議の
現役・役場職員による完全再現もありました。
(いま、役場だけが盛り上がっているハズです)
丹波山村自慢の施設である長さ247メートル高低差42メートルのローラーすべり台。
眼下に丹波渓谷を見ながら一気に下れば2分30秒、スリルは満点。
小峰山の頂点に築かれた冒険丹波山城の1階が出発点、2階は展望台になっています。
村中はもとより都心部、また遠方から来るお客さんも多く”観光の目玉”として、”ふれあい交流の拠点”として、活躍しています。(丹波山村HPより)
かつて、バブルの象徴 ふるさと創生交付金が
3068市町村に交付され、
各市町村がその使い道に知恵を絞ったことがある。
丹波山村は、現在人口587人。
”交付金1億円が招いた小さな村の日本一の悲劇”
起爆剤になる観光施設を作ろうとして考えたのが、
日本一のすべり台だった。
日本一は村の悲願であったが、
完成からわずか3日で、
日本一のすべり台の座は他に奪われてしまった。
現在、全国第10位。
現在も、地元の子どもに人気……とか云っていますが、
観光の起爆剤となる施設を1億円かけたわけで、
これで良いのかとも思いますが、
「数年に1度取材が来るから……」ということらしいです。
「丹波山」は、
山梨県の東部で、東京都に結構違い場所になります。
黒川金山という金山跡があったり、
花魁淵(おいらんぶち)という心霊スポットがある所。
花魁淵という名称の由来に関する故事の概要が、
塩山市観光協会により現地に建てられた看板に書かれています。
武田氏の隠し金山と言われたこの黒川金山も閉山となった。
この時、金山の秘密が漏れることを危惧した金山奉行 依田の主導で、
鉱山労働者の相手をするため遊廓にいた55人の遊女と金山に従事した配下の武士を皆殺しにすることを決め、
酒宴の興にと称して柳沢川の上に藤蔓で吊った宴台の上で彼女らを舞わせ、舞っている間に蔓を切って宴台もろとも淵に沈めて殺害した(殺された遊女が55人であったので「五十五人淵」とも言う)。
実際に事件があったのは、
この場所よりも更に上流のゴリョウ滝の辺りであったとされ、
事件を説明する看板と小さな供養碑が建てられている。
また下流の丹波山村には、この際の遊女たちの遺体を引き上げてお堂を建てて供養したとされる言い伝えが残る。
このお堂は長らく失われていたが、1988年(昭和63年)に再建されている(西東京バス丹波バス停下車、徒歩15分)。
であれば、
黒川金山や花魁淵を目玉にすれば良かったのではと……
「甲州戦記サクライザー」ファーストシーズン
第7話 | スピードスター | 丹波山村 |
にも登場しています。
ローラーすべり台
営業期間 | 3月15日~11月30日まで |
営業時間 |
※GW・夏季・紅葉シーズンには休まず営業することがありますので、あらかじめお問い合わせください。 |
定休日 | 毎週水曜日 (祝日の時は翌日) |
料金 | 小中学生 200円 高校生以上 400円 |
※小学生未満で、身長90センチ以下のお子様はご利用になれません。
ちなみに、
丹波山村と云えば2011年には、
岡部政幸村長(60)が秋の交通安全運動初日に、
県庁で予定されていた交通安全運動の出発式に県町村会の副会長として
出席する予定だったが、台風のため中止となり、
その帰りに、
道路交通法違反(酒気帯び運転、携帯電話使用)容疑で山梨県警甲府署に捕まるということがありました。
その際、岡部村長は同署に対して肩書を「会社役員」と偽り、
「前日に酒を飲んだ」と説明しました。
酒気帯び、運転中の携帯の摘発後、身分を偽り村にも報告せず。もしこれを職員がやったら、免職か停職6ヶ月ですが、今回は停職にならず減給90%で済ませたそうです。
以前ブログに、
を書きましたが、
これは丹波山村のお隣の小菅村でした。
コメント
花魁淵・・・確か友人が単車で突っ込み気が付いたら朝だったって場所だったはず。
その話を聞いた周りの人はよく生きて帰ってきたなあと言ったとか。
そういえばケガしたか聞いてない、わたしも。
霊感はある人らしいのですが、まったく記憶にないそうです。
確かに滑り台より心霊スポットの方が観光名所になりそうですね。