『ハッピーマンデーは止まらない』2011年04月20日mixi日記より

「甲州戦記サクライザー」の初期エピソードを綴ってきた。

セカンドシーズン 『大月市編』から、

山本四郎博士が登場した。

『大月市編』は、

いろいろ大変な撮影だった。

あるいは、初期の撮影を代表するようなエピソードかも知れないが、

それはまた別の機会に。

さて、ミクシー日記には、

「甲州戦記サクライザー」放送後の月曜日の

反響が記されていた。

当時、博士は、甲府市内の印刷会社に勤めていた。

* * * * * *

<サクライザーを絶対見られてはイケナイ人の場合>40代

サクライザーに出演していることを、

もう少し、

隠し通せると思っていたのだが、

案外バレるのが早かった。
これも、ヒーローものの宿命か

(オイオイ、違うだろ。博士なんだから)

会社のその男は、

朝から怒りの闘気を身にまとってやってきた。

「何がサクライザーだ。仕事をしろ、仕事を!
馬鹿バカしい。●●●へけえれ!
とってつけたような甲州弁なんかしゃべりやがって!
おまんのこと、博士って呼ぶからな!」

寸分違わぬ予想通りの反応だ。

せっかくの職場の雰囲気も氷ついてしまった。
もう誰も、サクライザーを口にするものは、いなくなった。
そんな時、あいつがやってきた。

「ヤクルトでーす、テレビ見ましたよ」
「1本もらおうか」

闘気男は、これからもサクライザーを見続けるだろう。

私を脅すネタを探すために。

穴のあくほど見て、分析し、舌舐めずりしながら、

「月曜日は楽しい」と云うだろう。
果たして、博士の運命は如何!

* * * * *

月曜日。会社に電話がかかってきた。。お客さんからだった。

「自分、なんで、サクライザーだっちゅうじゃん。なんで?」

「ちょっとした、気の迷いで」

「なんだそりゃ。会社辞めて、全国まわってりゃいいじゃん。出演料出ているずら。うちの集金まけてっくりょうし」

ガチャ。電話が切れた。

「それだけですか!」

注文もなんにもなく、これだけしゃべると、一方的に切られてしまった。
さすがは、市場(水産関係)の女性である。
よっぽど、我慢できなかったとみえる。

今度の集金は、てこずりそうだ。

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