『国際考古物探検隊「I.A.I」』10周年記念パーティー第参回2012年05月21日

『国際考古物探検隊「I.A.I」』10周年記念パーティー
第参回

■車中にて
博士 「じょん、改めてお礼を云わせてくれ、ありがとう」
じょん 「人として当然のことをしたまでと云いたいところだが、組織からの懲罰は避けられない」
斉藤 「じょんさんは、いつの時代の人なんですか」
博士 「斉藤君、それは聞いてはいけないことなんだよ…で、どこからきたのですか、家族とかはいるんですか」
斉藤 「博士!」
博士 「えっ、すまんすまん…だが、空間移動出来たお陰で、先回りできるかもしれない」
斉藤 「博士、魔玄レーダーに反応が」
博士 「よし、そこだ!さらマンダーとシャルムトモオは、そこにいる」
斉藤 「博士、なんで魔玄一族が現れるんですか」
博士 「それはね」

■××峠
険しい県道をさらマンダーが運転する車が走っていた。
落石か、道の真ん中に、大きな石が。
さらマンダー、車から降りる。
さら 「いるんだよなー、」
邪鬼 「ずい分と威勢の良い、お嬢さんだ事。おとなしく渡してもらおうか」
さら 「出たな、田舎侍が」
さらは、サイキック戦用に米軍とルーカスフィルムが共同開発したライトセーバーを取り出した。邪忍者兵と、さらのライトセーバーが激しく交差する。
さら 「ちっとは、やるじゃん」
ケータイを操作する。
さら 「時代遅れな亡霊は、消えておしまい」
上空からレーザー光線が降り注ぎ、魔玄一族を焼き払ったかのようにみえた
さら 「あっははははは…」

■岩陰
その様子を、岩陰から博士たちが見ていた。
博士 「礼威子!」
じょん 「あれが、邪鬼礼威子」
斉藤 「一体、何が?」
ドン・松下 「衛星兵器だ。地球の周りを回っている人工衛星から、レーザー光線を発射させたんだ。CIAの管財課が、なんでそんなものまで…まさか、米軍との共同作戦なのか」
通訳 「ライトセーバーが欲しいと、隊長が申しております」
博士 「銃刀法に引っかかるんじゃ」
■峠
砂埃がおさまると、
邪鬼 「あっははははははh…」
さら 「ナニ……かわしたのか……」
邪鬼 「目障りだな」
邪鬼礼威子は、チラッと空を眺めると、
邪鬼 「はあああーー!」と、手をかざした。

■NASAアメリカ航空宇宙局
緊急事態を知らせるサイレンが鳴り響いている。
スタッフ 「軍事衛星が地上から攻撃を受けた模様。制御不能」
スタッフ 「そんな馬鹿な、地上から、この衛星を狙い打てるわけがない」
スタッフ 「地上からの、高エネルギー反応確認。」
スタッフ 「なにー」
スタッフ 「熱源を探知。」
スタッフ 「どこだ!ロシアか中国か、北朝鮮か」
スタッフ 「日本です。北緯35度39分50.9秒東経138度34分6.2秒に邪鬼礼威子。繰り返す、北緯35度39分50.9秒東経138度34分6.2秒に、邪鬼礼威子」
スタッフ 「報復攻撃は待て!第一種戦闘配備のまま待機!」
スタッフ 「大統領につなげ!」
スタッフ 「国家安全保障委員会の招集だ」

■××峠
邪鬼 「衛星は破壊した。我が力を思い知ったか。我らは、魔玄一族。古の魔族。安藤家住宅より歴史が浅い南蛮人に、侮られる筋合いはない。」
さら 「まさか、そんな筈は…」

さらマンダーの携帯に、CIA長官から、緊急暗号通信が入った。

長官 「君はそこで何をしているんだね」
さら 「はい、長官」
長官 「補佐官から直接電話があったよ。かなりご立腹のようだ。」
さら 「ですが、長官」
長官 「魔玄一族とは、接触せず、交渉せず、妥協せずが、我が国の建国以来の方針だ。大統領と云えども、覆すことはできない。魔玄一族に関する記録を全て破棄。18:00までに、横須賀の在日米軍基地に出頭しなさい。命令だ」
さら 「はい、長官」
長官 「若さと美貌だけで世の中が動かせると思ったら、大間違いだ。代償が付きまとうことを、身を持って知るんだな」
さら 「はい、長官」
サラマンダーは、シャルムトモオを車から出した。
さら 「好きにしな」

邪鬼 「話は付いたようだな」
さら 「フン、バカンスも終わり、楽しませてもらった…また会えるのを楽しみに」
邪鬼 「会えればな。あっははははははは…」

さらマンダーの車がUターンして去って行く

<つづく>

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