山梨のご当地文化で町おこしを目指す月刊情報誌
『桜座スクエア』は、
甲府の中心の大型店では、
岡島百貨店
山交百貨店
セレオ甲府店(エクラン)
オギノかすがも~る店
……に置かれていました。
月刊『サクライザー新聞』が創刊されてからは、
『桜座スクエア』に『サクライザー新聞』を挟んで置かさせて頂きました。
毎月1日は、甲府駅南口(山交前)と北口で、「サクライザー新聞」を挟んだ「桜座スクエア」手配り、
毎月25日は、甲府駅南口(山交前)で「サクライザー新聞」手配りを行って来ました。
『桜座スクエア』に関して云えば、
12年間も毎月、岡島百貨店、山交百貨店、セレオ甲府店(エクラン)に足を運んでいました。
山交の担当者と、セレオ甲府店に成城石井が出店した影響などを話をしていただけに、今回の閉店の決断は寂しいものがあります。
東京商工リサーチ甲府支店によると、97年2月期の売上高は約121億7700万円を記録したが、18年3月期の売上高は約28億4300万円まで落ち込み、6300万円の債務超過に転じていた。
郊外にオープンした大型商業施設やインターネット通販の台頭、東京への買い物客の流出などの影響を受けたと云われていますが、それだけでしょうか。別の角度から考えてみました。
2017年10月29日(日)、山交から「無印良品」が、イオンモール甲府昭和店へ移転した穴を埋められなかったのが大きいとも云われていますが……(「無印良品」の売り場は見ているだけでも、楽しかった。これいいな!と欲しくなります)
昨年の12月27日(木)、
博士が「サクライザー新聞」編集長を降板して以来、
1年半ぶりにJR甲府駅前で、
「サクライザー新聞」(新年号・最終号)の手配りをおこないました。
実はその時、甲府駅前に、違和感を感じていました。
それは、
甲府駅前の整備で、
人の流れ(動線)が変わっていた!?
今までの例にならって、
山交百貨店前で配りたかったのですが、
駅前の整備により、
甲府駅から降りた通勤通学の人達が、
山交の前を通らず、
直線で平和通りへと流れてしまっていたからだ。
「これでは、戦(いくさ)にならない!」と、
人の流れを観察して、
急きょ、手配りの場所を変えた。
この人の流れ(動線)の変化は、
間違いなく、山交に影響を与えたハズだ。
朝の通勤時だけでもこれだけの変化がるというのだから、
一日に換算すると……
(夕方は逆の流れが起きる)
これは、ぶらっと立ち寄る百貨店という形態には致命的でもある。
実は、甲府駅前の整備の計画が発表になった時にも、
“これじゃあ、山交がつぶれちまう!”と指摘するプロの声もありました。
でも、ほとんどの人が気付かなかったと思います。
プロが入らないと、外観ばかりに気を取られてそういうことになってしまいます。