視聴者の動向

先月の「サクライザー新聞」折り折り作業で話題になったのは、

Hulu(フールー)で配信されている

「甲州戦記サクライザー」のこと。

 

参加者の一致した意見としては、

「甲州戦記サクライザー」シーズン7は、

最初から最後まで、

まとめての視聴がお薦めだということ。

物語がどんどん加速していくので、

続けて視聴すると、

ここはこういう意味だったんだということが再発見するらしい。

まあ、裏を返せば、

YBS山梨放送での

毎週1週間あけての放送によく視聴者は付いてこれたということだ。

視聴率が下がらずに、

むしろ最後の月は、

バンっと跳ね上がった。

これは、

物語の展開が気になり、

結末が気になってしょうがなかった……

ということを視聴率は物語っている。

「甲州戦記サクライザー」視聴者の特徴は、

ながら視聴でないこと。

前の番組の続きの惰性で

サクライザーを観ているのではないということ。

だから、

「甲州戦記サクライザー」が始まると急に視聴率が上がり、

番組が終わると、ガタっと下がる。

つまり、ここに視聴者の意思が表れている。

TV番組なら何でも良いのではなく、

「甲州戦記サクライザー」を観るという

強い目的意識が表れている。

では、

Huluはどうかーーー。

 

お陰さまで、

こちらも好調です。

 

傾向としては、

圧倒的に山梨県外からの視聴が多く、

「甲州戦記サクライザー」を観るだけ見て、

無料トライアル期間が終わると、

Huluを退会してしまうという。

 

まあ、そこから先は、

Huluの企業努力の分野であるので、

なにも云えないが……

 

 

この話を聞いて思い出したのが

食品卸の最大手「三菱食品」の独自の調査・分析をもとに未来を予測。

年収400万円未満の世帯が6割超に?

食品卸の会社とは、

加工食品・冷凍食品・お菓子・酒などさまざまなメーカーから商品を仕入れ、

スーパーやコンビニなどに販売する業態です。

メーカーと小売をつなぐ重要な役割を担っていて、

モノだけでなく情報も集まるのが大きな特徴です。

この2年間にわたって約6000人を対象としたアンケート調査やモニター約100人の食事の分析などを進めてきた結果、

ニューエコノミカル層のある傾向が見えてきたと言います。

「東京オリンピックが開かれる2020年から先、

将来、日本はどう成長しているのか漠然とした不安はあるが、

2020年以降は400万円未満の世帯が過半数を超えてくる。

未来はバラ色ではないというのが分析してみての肌感覚だ」。

10年ほど前からは主婦のヒアリングをしたりモニター家庭の冷蔵庫の中を定点観測したりするなど、

独自の調査を進めてきたそうです。

そうした調査の結果、浮き彫りになってきたのが

「年収400万円未満(額面)」の世帯が年々増えてきているという点でした。

厚生労働省の国民生活基礎調査では、

「400万円未満」は1994年には34%だったものが、

2015年には47%まで増加していますが、

高齢者世帯の増加、非正規雇用の常態化、未婚世帯の増加から

2020年には「400万円未満」が60%を超えると予測し、

こうした世帯を「ニューエコノミカル層」と名付けたそうです。

1つ目は「強い節約志向」です。

アンケートでの声を見ると「外食はめったにしない」、「肉は基本的に買わない。特売の時に鶏肉は買う」、「スーパーのネットチラシで一番安い店を探す」など、日常での生活から出費を抑えようという意識を強く持っていることが伺えます。

2つ目は「こだわりを大切にする」ことです。

例えば「スキンケア製品は自分らしくあるための砦(とりで)」、

「健康のためトクホなど健康関連の食材は買う」、

中には「夫の趣味のベンツは維持」という回答もありました。

つまり、自由に使えるお金は少なくふだんは切り詰めているが、

こだわりを大切にした消費行動を取る

ーーそれがニューエコノミカル層の姿です。

今回のHulu視聴者の行動は、

この「強い節約志向」、「こだわりを大切にする」という傾向が反映されたのでないかと。

 

東京五輪後を見据えた戦略を

足元の景気は「バブル期を抜いて戦後3番目の長さ」と言われたり、

アルバイト・パートの時給が過去最高になったりと、

統計などでは確かに堅調さが目立ちます。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、

さらに景気もよくなっていくかもしれませんが、

その先の成長戦略は見えていません。

オリンピックまであと3年。

その先を見据えた取り組みをどう進めていくのか、

日本の企業に課せられた大きな課題ではないでしょうか。

こだわりを大切にする人は

ますます増えて行くと思われます。

そんな中で、

ローカルコンテンツ・ご当地ヒーローの役割を考えてみたいと思います。

 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする